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花粉症対策として、乳酸菌を摂取することが10年ほど前から注目されているが、そんな中でも、近年、注目を集めているのが、乳酸菌の一つ「Enterococcus faecalis」(フェカリス菌)だ。今年3月1日には、伊藤園の中央研究所より新たな研究成果が発表され、この菌が“スギ花粉に対する症状緩和効果を発揮する”ということが分かった。
乳酸菌とは、糖を分解して乳酸を生産する細菌の総称。アレルギーを緩和する作用を持ち、花粉症や鼻アレルギー、アトピー性皮膚炎の発症予防などに効果があると多くの研究論文で発表されている。しかし、ひと口に乳酸菌といっても、200種類以上が存在するともいわれており、アレルギーに対しての効果も様々。そんな中で、人間の体内から抽出して加熱処理を行い、乾燥させた乳酸球菌?フェカリス菌に対し、期待が高まっているという。何と、3月1日には、伊藤園の中央研究所より「フェカリス菌を含有する乳性飲料が、スギ花粉に対する症状緩和効果を発揮する」という、スギ花粉症患者にとっては嬉しいニューバランス996研究発表が行われたのだ。巷では“乳酸菌は腸内まで生きて届かせること”が重要視される中で、この研究成果では、「フェカリス菌は、加熱殺菌した状態であるにも関わらず症状緩和効果を発揮する」ということが発表され、従来の研究成果と大きく異なるところが注目されている。
今回、伊藤園の中央研究所は、NPO日本健康増進支援機構の花粉曝露試験施設を用いて、フェカリス菌でスギ花粉による花粉症の症状がどの程度変化するかを、スギ花粉症患者20人を対象に測定した。患者には、フェカリス菌含有乳性飲料(1本200ml当たりフェカリス菌1000億個含有)を、毎日1本、2ヶ月間飲用してもらうことに。飲用開始前及び飲用後のスギ花粉に対する自覚症状、試験後5日間の自覚症状を、「鼻かみ回数」「鼻づまり」「日常生活の支障度」「眼のかゆみ」「流涙」「眠気」などの項目で評価した。すると、「鼻かみ回数」「眼のかゆみ」は、飲用前と比較して飲用後に有意な差が認められ、「鼻づまり」「流涙」では、飲用前後で改善傾向あり、試験後5日間は、「日常生活の支障度」「眼のかゆみ」「流涙」「眠気」で飲用前と比較して飲用後で有意な差が認められ、「くしゃみ回数」「鼻づまり」では、改善傾向ありということが分かった。 同試験の結果により、フェカリス菌含有乳性製品を毎日摂取すれば、花粉症の症状緩和に役立つこと、さらにその効果は飲用を止めても数日間続くことが判明。「フェカリス菌は、菌体が小さいため、1000億個単位で摂取するなど、一度に多くの菌を摂取するのに適している」と、フェカリス菌の利点をアピールする東京大学名誉教授の光岡知足さんは、「過去の研究では、ニューバランス1400殺菌フェカリス菌の摂取前に比べて、摂取後は便通や便性が良好に改善された他、腸内のビフィズス菌の占有率が上がり、悪玉菌であるウエルシュ菌が減少しました。殺菌しても効果があるということは、“腸内まで生きて届かせる”ことに配慮しなくても良いということ。すなわち、常温保存した含有製品からでも手軽に乳酸菌を摂取できるということです」と、さらに利便性の高い細菌であることを説明している。飲料であれば、気軽に摂取しやすいフェカリス菌。スギ花粉に悩まされている人は、一度試してみてはいかがだろうか。
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